接ぎ
はぎ
名詞
標準
文例 · 用例
けっして竹に木を接ぎ、木に竹を接ぐような少しも成長しない価値のない生涯ではないと思います。
— 内村鑑三 『後世への最大遺物』 青空文庫
母はそれでわが子の骨を冥府の河底から一つ/\拾い上げ、河原の小石の上で根気よく接ぎ合せました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
わが子の姿に似た形に骨は接ぎ合さりました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
又惡木に良樹の穗を接ぎて、美果を實らしめんとするのも植福である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
私が一つの事実と他の事実とを接ぎあわせたとき、あるおぼろげな観念は浮かんで来たけれども、その結論はやはりまとまらないのであった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
海凪ぎぬ、朝ぼらけ潮もかなひぬ、艫舳接ぎ、大御船、御船出今ぞ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
海凪ぎぬ、朝ぼらけ潮もかなひぬ、艪舳接ぎ、大御船、御船出今ぞ。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
何でも接ぎ合わせて物にしなければならない義務を心得た文学者だからである。
— 夏目漱石 『元日』 青空文庫