空っ風
からっかぜ
名詞
標準
cold, strong, dry wind
文例 · 用例
「何をしに自分は来たのだ」 街へ出ると吹き通る空っ風がもう人足を疎らにしていた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
ゆうべから吹きつづく空っ風に鼻先を赤くしながら、あの金兵衛がまた駈け込んで来た。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
この二、三年はまことに忌な年だったと言い暮らしているうち、暦はことしと改まって、元日から空っ風の吹く寒い日がつづいた。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
冷たい空っ風が吹いて、外套も着ていない私には寒さがしみじみと身にしみました。
— 平林初之輔 『悪魔の聖壇』 青空文庫
積もるほども降りませんが、なにしろ名物の空っ風で……。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
その日は日曜日で、空っ風の吹く寒い日であった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
東京要塞海野十三-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)空っ風|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号(例)築地|夜話であった。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定(例)ふのりは使わず、------------------------------------------------------- 非常警戒 凍りつくような空っ風が、鋪道の上をひゅーんというような唸り声をあげて滑ってゆく。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
作例 · 標準
冬の北風は、まさに身を切るような空っ風だった。
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群馬県では、冬になると赤城おろしと呼ばれる強い空っ風が吹く。
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空っ風が吹き荒れる中、洗濯物はあっという間に乾いた。
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