ピエロ
ピエロ
名詞頻度ランク #16565 · 青空 143 例
標準
clown
文例 · 用例
兎唇の手術のために入院している幼児の枕元の薬瓶台の上で、おもちゃのピエローがブリキの太鼓を叩いている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
「われら血まなこの態になれば、彼等いよいよ笑ひさざめき、才子よ、化け物よ、もしくはピエロよ、と呼稱す。
— 太宰治 『「地球圖」序』 青空文庫
やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、今迄流れてもゐなかつた川床に、水はさらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました……幻影私の頭の中には、いつの頃からか、薄命さうなピエロがひとり棲んでゐて、それは、紗の服なんかを着込んで、そして、月光を浴びてゐるのでした。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
は、は、は、は……』Y君は、自分がみじめなピエロに過ぎないことを感じた。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
と、階段わきのクロークルームの前でぱったり、ピエロの仮装をした少年紳士の郁さんに出遇ったのでした――郁少年の事はたしかまだお話し致しませんでしたね。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
彼は僕にそのしゃれたピエロの服をくれました――それから間もなく僕たちは郁少年と別れて霞飛路の宿へ帰って行ったのでした。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
「名前はピエロです。
— 鈴木三重吉 『小犬』 青空文庫
」 おばあさんはそのピエロをもらつて、古い、シヤボンの空きばこの中へ入れました。
— 鈴木三重吉 『小犬』 青空文庫
作例 · 標準
サーカスの幕間に登場したピエロが、滑稽な動きで子どもたちの爆笑を誘った。
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顔を白く塗ったピエロの目尻には、一筋の涙のようなメイクが施されている。
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彼はクラスのピエロ役として、わざと失敗して見せては周囲を和ませている。
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