按針
あんじん
名詞
標準
pilot (of a boat)
文例 · 用例
己は、こんな木の脚をついてるんで、按針手だったよ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
ところでだ、ほんとのところ、己は法螺吹きじゃねえし、お前の見てる通り己は仲間を仲よくさせているが、己が按針手だった時にゃあ、フリントの手下の海賊どももおとなしいことったら、小羊と言ったって追っつかねえくれえだったぜ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
ビリー・ボーンズは副船長だったし、のっぽのジョンは按針手だった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
そうでないのは、ベン・ガンか、私くらいのもので、ベン・ガンは昔の按針手をやはりひどく恐れていたのだし、私は事実彼に感謝すべきことがあったのだ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
駅前にはアーチをたてて按針祭の景気を煽っているが、電車から吐きだされた旅行者らしきものは私ひとり、いくらか人の肩と肩がすれちがうのは道幅一間ほどの闇市だけで、大通りは、光と影をみだすものとては熱気のこもった微風だけである。
— 坂口安吾 『肝臓先生』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日按針について考えている。
按針という言葉は日本語で重要だ。
彼は按針の意味を理解している。
この文には按針が含まれている。