官用
かんよう
名詞
標準
official use
文例 · 用例
(同上〉 馬絆 吏部尚書の氏の話に、かつて八蕃に在任の当時、官用で某所へ出向いた。
— 続夷堅志・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
但し致華は官用の旅程を急ぐ身の上で、そのまま出発してしまったために、人魚ともいうべき徐氏をどう処分したか、彼女を魚として河へ放すことにしたか、あるいは人として家に養って置くことにしたか、それらの結末を知ることが出来なかったそうである。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
われわれは士官用のバスに入つた。
— 海野十三(佐野昌一) 『南太平洋科學風土記』 青空文庫
これは、漢文読下し風な当時の官用語と、形式化した旧来の雅語との絆を脱して、自由に、平易に、動的に内心を芸術の上に吐露しようという欲求の発露であった。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
官用にもせよ商用にもせよ、すべて戸外公共の事に忙しくして家内を顧みるに遑あらず。
— 福沢諭吉 『教育の事』 青空文庫
官用の路は踏みかためられていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
イシカリ川の片側を官用通路に沿うて、纔かに拓けかけているほそぼそとした姿であった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
其時に、自分の脇を通つて遠ざかつて行く杖部――官用の飛脚の様なもの――を見ると「わが家へも、ひが呼びに来たことがある。
— 折口信夫 『叙景詩の発生』 青空文庫
作例 · 標準
この車は官用のため、私的な目的での利用は固く禁じられている。
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官用封筒は、公的な書類の送付にのみ使用が許可されている。
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官用携帯電話は、業務連絡以外のプライベートな通話には使えない決まりだ。
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