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惚れ薬

ほれぐすり
名詞
1
標準
love potion
文例 · 用例
眠りながらも、何のたはけた夢を見てゐるのか、惚れ薬つてのは、あれは駄目だぜ、きかねえや、などわけのわからぬ寝言を言ひ、眼をさましたのは、お昼ちかく。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
一昨年某大臣、孟子がいわゆる大王色を好んで百姓とともにせんとの仁心より頼まれた惚れ薬の原料を採りに中禅寺湖へ往った時、篤とこの大黒を拝もうと心掛けて滞在して米屋旅館に、岩田梅とて芳紀二十三歳の丸ぼちゃクルクル猫目の仲居頭あり。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
全く惚れ薬取りが惚れ薬に中毒したのだ。
鼠に関する民俗と信念 十二支考 青空文庫
其の迷信の一つはこれに男性と女性があると信ぜられ、日本に於ける蠑※の黒焼と等しく所謂「惚れ薬」として盛んに使用せられたことであり、その二は之を地より抜く際、物凄い叫び声を発し、其の声を聞いた者は皆気が狂ふといふ迷信である。
小酒井不木 毒と迷信 青空文庫
似せ聟や、惚れ薬の役々は、三枚目の役どこであるが、若殿や、つゝころばしのやつしは、立役候補の二枚目に限る喜劇である。
――中村魁車を誄す―― 街衢の戦死者 青空文庫
採った薬が惚れ薬だ。
国枝史郎 天主閣の音 青空文庫
……聴衆は、眠り薬と惚れ薬とを一緒に飲ませられた人のように、首を垂れ耳を澄まし、そしてあの恐ろしいことには、丁度昨夜のあの時のように、人々はいずれも片膝をつき、自分の楽器を顎に埋め、感に堪えた時、時々それをかき鳴らし、聞き惚れていたのでござります。
国枝史郎 レモンの花の咲く丘へ 青空文庫
なぜといえば、この種の惚れ薬を作ったり、神おろしめいたことをするについて、必要なる合い薬が書物にも完全にしるされていない。
鏡中の美女 世界怪談名作集 青空文庫
作例 · 標準
惚れ薬」なんて、本当に効くのだろうか?と彼女は疑っていた。
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昔話に出てくるような、人を夢中にさせる「惚れ薬」を売っている店があるらしい。
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惚れ薬」を飲んだわけではないのに、なぜか彼のことばかり考えてしまう。
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