常夜灯
じょうやとう
名詞
標準
light that stays on all night
文例 · 用例
手塚の頭のうえで、ナイフの刃先が常夜灯の光を反射する。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
」 消灯もなにも、常夜灯しかついていない。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
翌朝、深い眠りから揺り起こされた慶一は、常夜灯のあかりのなかで、不思議そうに高志を見つめた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
常夜灯のかすかな光のなかで、慶一は途方にくれて立ちつくした。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
橋の袂から、濠割のなかを覗きこむと、昼間見れば真黒な溝泥の水を湛えた汚い水面が、両岸の工場の塀外にさし出た常夜灯の眩しい光に照り映えて、まるで鏡のように光っていた。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
四郎兵衛さんの会所から秋葉様の常夜灯までの間を虱潰しに数えてみた所で、あの人に気のない花魁などと云ったら、そりゃ指折る程もなかっただろうよ。
— 小栗虫太郎 『絶景万国博覧会』 青空文庫
躱された敵は、退さって、じいっと、剣をあげて、次の構えに移ったと見えて、青ざめた星の光が、刀身にちらちらときらめき、遠い常夜灯のあかりに、餌食を狙う動物のように、少しばかり背かがみになった姿が、黒く、物凄く看取された。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
自ら、お初と名乗る、女賊――それを見送ると、大胆に、物影をはなれて、町角の常夜灯の光りが、おぼろに差している巷路に、平然と姿を現した。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
寝室の常夜灯は、夜中に目が覚めた時でも安心感を与えてくれる。
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廊下の常夜灯が、暗闇の中でも進むべき道を照らしていた。
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旅館の部屋には、落ち着いた雰囲気を作るための小さな常夜灯があった。
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ウィキペディア
常夜灯(常夜燈、じょうやとう)とは、一晩中つけておく明かりのこと。転じて街道沿いなどに設置されている建造物のことも指すようになった。
出典: 常夜灯 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0