粉々
こなごな
形容動詞名詞頻度ランク #30038 · 青空 186 例
標準
in very small pieces
文例 · 用例
骨も、肉も、魂も、粉々になりました。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
町全体が一つの薄い玻璃で構成されてる、危険な毀れやすい建物みたいであった、ちょっとしたバランスを失っても、家全体が崩壊して、硝子が粉々に砕けてしまう。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
おれたちの仕事はな、地殻の底の底で、とけてとけて、まるでへたへたになった岩漿や、上から押しつけられて古綿のやうにちぢまった蒸気やらを取って来て、いざといふ瞬間には大きな黒い山の塊を、まるで粉々に引き裂いて飛び出す。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
おれたちの仕事はな、地殻の底の底で、とけてとけて、まるでへたへたになった岩漿や、上から押しつけられて古綿のようにちぢまった蒸気やらを取って来て、いざという瞬間には大きな黒い山の塊を、まるで粉々に引き裂いて飛び出す。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
ぱっと塔のねもとからまっかな雲が八方にほとばしりわき上がったと思うと、塔の十二階は三四片に折れ曲がった折れ線になり、次の瞬間には粉々にもみ砕かれたようになって、そうして目に見えぬ漏斗から紅殻色の灰でも落とすようにずるずると直下に堆積した。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
あるいはまた、粉々にくずれた煉瓦の堆積からむくむくと立派な建築が建ち上がったりする。
— 寺田寅彦 『映画の世界像』 青空文庫
ダイナマイトで粉々に砕かれてはつまらぬし、高が工夫、相手にしたところが自慢にもならない。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
土、釘、木片といふ物質は彼の腕力で或は粉々になつてしまふかもしれないが、それを組立てて居る無形の威力――即ち国家の権力は、彼が満身の智慧、満身の精神を以てしても、到底破却することが出来ない。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
作例 · 標準
クッキーを作るため、小麦粉をふるいにかけて粉々に砕いた。
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花瓶が床に落ちて、粉々に割れてしまった。
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ガラスの破片が粉々になって散らばっている。
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