野獣
やじゅう
名詞頻度ランク #25217 · 青空 727 例
標準
wild beast
文例 · 用例
新しい造型観念が表現派、野獣派、立体派、超現実派、ピュリズムとなつて生じたやうに、新文学も新しい環境に応じた表現を発見しなければならない」云々。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
野獣のやうな病熱さをもつた少年の日の情慾。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
霧がまた少し来た、夜になると、甲府市の電燈が黄いろの珠のように、混沌の底から、ボーッと見えた、先刻の汽船といい、この電燈といい、人間に遇わずに、山から山を伝わって、野獣のような生活をつづけていた人々の胸をおどらせた。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
たとえば野獣も盗賊もない国で、安心して野天や明け放しの家で寝ると、風邪を引いて腹をこわすかもしれない。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
どこでもやはり時々「野獣の群」が出なければ新しい生命の叫び声は聞かれないのではないか。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
尤もここで「野獣の群」というのは破壊的な乱暴者でもなければ、無意味に変態な病的のものを求める猟奇者でもないことは勿論である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
むしろ、あらゆる伝統を深く掘り下げ、噛みこなして、十二分に腹をこしらえてから後に、自分の腹一杯の声を出して、自分の中にある本当のものを正直に表現するのが本当の「野獣」である。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
野獣の皮を被った羊や驢馬は頼みにならないのである。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
作例 · 標準
森の奥深くには、まだ人間の知らない野獣が生息しているかもしれない。
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彼は怒り狂うと、まるで野獣のような形相になる。
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子供の頃、私は冒険物語に出てくる野獣に憧れていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
野獣(やじゅう) 野生の獣(野生動物)。転じて粗暴・獰猛な人物。
芸術
- 野獣派 — 20世紀初頭の絵画運動。フォービズム。
- 美女と野獣 — フランスの民話。
- 上記を元にした各種芸術作品。 → 美女と野獣 (曖昧さ回避)
- 野獣 (美女と野獣) — 上記作品を原作とするディズニー映画のキャラクター。
- 野獣 (映画) — 2018年のカナダの短編映画。
- 美しき野獣 (2006年の映画) — 2006年の韓国映画。原題が「野獣」を意味する『야수』
- 野獣死すべし — 1958年に発表された大藪春彦の小説。
- 野獣死すべし (1997年の映画) — 1997年公開の日本映画。
- 野獣死すべし (1980年の映画) — 1980年公開の日本映画。
音楽
- 野獣 (聖飢魔IIの曲) — 聖飢魔IIのシングル曲。
- 野獣 (甲斐バンドの曲) — 甲斐バンドのシングル曲。
- 野獣 (バンド) — 1970年代に活躍した日本のロックバンド。読みは「のけもの」。
- YAJU&U — ゲイビデオ「真夏の夜の淫夢」を題材にした楽曲。作曲は生成AIのUdioが用いられた。
人物の愛称・通称
関連項目
出典: 野獣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0