帰属
きぞく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #9516 · 青空 67 例
標準
belonging
文例 · 用例
兵馬の権のある処に、やがて、政権も亦帰属することを、彼は意識してゐたのであらう。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
であるから丁度社会の平和な秩序が戦争体制の特殊な場合ではなくて、逆に戦争が社会秩序の或る特殊な場合であった通り、戦争ジャーナリズムは各種の一般ジャーナリズムに帰属してのみ存在権があるわけだ。
— 戸坂潤 『戦争ジャーナリスト論』 青空文庫
自分たちに信じられないおおっぴらさで、きまじめさで、フランネル・シャツの男が、自分たち階級におとなしく帰属しているべきはずの女を性の自覚と解放に誘ってゆく。
— ――ふたたび純潔について―― 『傷だらけの足』 青空文庫
野間宏の人間と文学との過程が人々の関心をよびさましているのは、そのように、国内での脱出、国内亡命を生きて来た現代の一つの精神が、彼の選んだ政治の路線をどのような角度でとおって、日本土着の人民の運命に密着し、帰属してゆくか、という点である。
— ――こんにちの文学への疑い―― 『「下じき」の問題』 青空文庫
朝鮮は明国に帰属してゐたが、明は大国であり、之に比すれば日本は孤島の一帝国にすぎぬ。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
社長の先生は、いったん親善使節の紳士に奪取された帰属不明の椅子にもどって、靴をぬいで、足を机に乗っけて、両手を後クビにくんで、天井をにらんでいる。
— 坂口安吾 『カストリ社事件』 青空文庫
「方今天下の武士という武士、わずかの数をのぞきましては、他はおおよそ鎌倉幕府に、今に帰属しおりまする。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
一方の場合には一部分のみに靴下が帰属し、残りはその生産のために建物、機械、及び車輛が役立つ所の、すべての他の貨物に帰するであろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
作例 · 標準
この土地の所有権は、最終的に市に帰属する形となる。
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そのアイデアの著作権は、考案者である彼に帰属するべきだ。
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今回のプロジェクトの成果は、チーム全体の功績に帰属する。
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彼が犯した過ちは、個人の判断ミスに帰属すると考えられる。
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標準
reversion
作例 · 標準
歴史的建造物の権利が、元の所有者の一族に帰属する判決が下された。
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戦時中に押収された美術品は、戦後、本来の国に帰属するよう交渉が進められた。
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倒産した会社の資産は、債権者への弁済後、残りが株主に帰属することになる。
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遺産は、遺言に従って長男に帰属することになった。
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ウィキペディア
心理学における帰属(きぞく)とは、出来事や他人の行動や自分の行動の原因を説明する心的過程のこと、すなわち誰かもしくは何かのせいにすることである。社会心理学における構成概念の一つである。このプロセスを説明するモデルを帰属理論 といい 、ある事象の原因を何に求めるのかという帰属過程がどのように行われるのかを理論化したものである。
出典: 帰属 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0