型破り
かたやぶり
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
unusual
文例 · 用例
彼は異色とか風変りとか型破りというものに、価値を認めていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
坂田は無学文盲、棋譜も読めず、封じ手の字も書けず、師匠もなく、我流の一流をあみ出して、型に捉えられぬ関西将棋の中でも最も型破りの「坂田将棋」は天衣無縫の棋風として一世を風靡し、一時は大阪名人と自称したが、晩年は不遇であった。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
描写があり会話があり説明がありしめくくりがあり、ジャン・コクトオも小説となると滅茶苦茶な型破りは出来なかったのであろう。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
その書置もあり来たりの書置に見るように、先き立つ不孝をお許し下され度、生きて添われぬ二人に候えば死出の旅路へ急ぎ候、というような決り文句は一字も書いてはなくて、只二人の身元だけを書き流しにしるした型破りの書置なのでした。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
このような方法は、一歩か二歩先に、出来上ったものとしてあるように考えられている社会主義リアリズムの方法として、型破りであるし、誰が見ても低い程度からの試みである。
— 宮本百合子 『心に疼く欲求がある』 青空文庫
「夏祭」では、型破りによく役を皆がとつてゐる。
— 折口信夫 『見ものは合邦辻』 青空文庫
「ハイカラ」とは、また、自由な均整であり、聡明な型破りであり、節度あるフアンテジイであり、要するに、一つのもつとも洗煉された反逆的精神である。
— 岸田國士 『『ハイカラ』といふこと』 青空文庫
だが、菅原は少々型破りに勝手気儘すぎる。
— 豊島与志雄 『自由人』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなやり方、聞いたこともないよ!」彼の型破りな発想には、ベテラン社員たちも度肝を抜かれた。
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クラシックの枠にとらわれない彼の型破りな演奏スタイルは、保守的な批評家からは敬遠されたが、若い世代からは熱狂的に受け入れられた。
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伝統を重んじる古都のど真ん中に、あえて型破りなモダン建築を設計するなんて、彼らしい大胆な挑戦だね。
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「へえ、そんなのアリなんだ!」ルールを逆手に取った彼の型破りな戦術に、スタジアム全体がどよめきに包まれた。
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