絶好
ぜっこう
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #11192 · 青空 496 例
標準
best
文例 · 用例
というのは、従来世に現われている蕪村論や芭蕉論は、すべていわゆる俳人の書いたものであり、修辞や考証の解説上で、専門的に入念を極めた絶好の書であるけれども、俳句そのものの本質しているリリックの真精神を意外に忘却しているものが多いのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
天然の実験室でなければこんな高価な「実験」はめったに出来ないから、貧乏な学者にとって、こうしたデータは絶好の研究資料になるのである。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
そうして、藤兵衛の情婦お由の示す媚態とは絶好の対照をなしている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
西洋人のは、室町末期に日本に来た宣教師の作ったもので、日本語について十分の観察をして当時の標準的音韻を葡萄牙式のローマ字綴で写したものであるから、信憑するに足り、且つ各音の性質も大概明らかであって、当時の音韻状態を知るべき絶好の資料である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
○長命寺の下、牛の御前祠の地先あたりは水|特に深くして、いはゆる○墨田の長堤もまた直に水を臨むをもて、陽春三月の頃は水の洋たると互に相映発して、絶好の画趣と詩興とを生ず。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
実際無類絶好の奇宝であり、そして一見した者と一見もせぬ者とに論なく、衆口嘖※としていい伝え聞伝えて羨涎を垂れるところのものであった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
多少の弊害もあるかもしれないが、観客に人間の本性に関する「真」の一面の把握を教えるものとしてはおそらく絶好な題目の一つとなるであろう。
— 寺田寅彦 『ニュース映画と新聞記事』 青空文庫
「でも、いまは民主革命の絶好のチャンスですからね。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
作例 · 標準
今日はピクニックに行くのに絶好の天気だ。
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彼は絶好のチャンスをものにして、見事にゴールを決めた。
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旅先で絶好のロケーションにあるホテルを見つけた。
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