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傀儡師

かいらいし異読 くぐつし
名詞多音語
1
標準
puppeteer
文例 · 用例
脚絆穿で、むかし傀儡師と云った、被蓋の箱を頸に掛けて、胸へ着けた、扮装は仔細らしいが、山の手の台所でも、よく見掛ける、所化か、勧行か、まやかしか、風体怪しげなる鉢坊主。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 即ち名所の土の傀儡師が、箱から気を咲かせた草の面影なのであつた。
泉鏡花 玉川の草 青空文庫
野は火のやうな櫨紅葉に百舌がただ啼きしきるばかり、何処からともなく漂浪うて来た傀儡師の肩の上に、生白い華魁の首が、カツクカツクと眉を振る物凄さも、何時の間にか人々の記憶から掻き消されるやうに消え失せて、寂しい寂しい冬が来る。
北原白秋 水郷柳河 青空文庫
僧は目を瞋らして傀儡師の方を見やりて云ふやう。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
されど僧の叫ぶこと愈忙しく、群衆は舊に依りて傀儡師に面し談義僧に背けり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
聖像は流石人に敬を起さしめて、四圍の群衆忽ち跪けば、傀儡師も亦壇を下りて跪きぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
野は火のやうな櫨紅葉に百舌がただ啼きしきるばかり、何處からともなく漂浪ふて來た傀儡師の肩の上に、生白い華魁の首が、カツクカツクと眉を振る物凄さも、何時の間にか人々の記憶から掻き消されるやうに消え失せて、寂しい寂しい冬が來る。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
たそがれどきたそがれどきはけうとやな、傀儡師の手に踊る華魁の首|生じろく、かつくかつくと目が動く…………たそがれどきはけうとやな、瀉に墮した黒猫の足音もなく歸るころ、人靈もゆく、家の上を。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
2
標準
wirepuller
ウィキペディア曖昧さ回避

傀儡師(くぐつし、かいらいし)は、日本の古代から中世にかけて現れた旅芸人の集団 →「傀儡子」を参照。 『傀儡師』(かいらいし)は、歌舞伎舞踊の演目 →『傀儡師 (歌舞伎)』を参照。

出典: 傀儡師 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0