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惹く

ひく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #42322 · 青空 2393
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標準
to draw (attention, sympathy, etc.)
文例 · 用例
白い山に碧い空は、最も対照の美なるものである、或植物学者が花の色の最も眼にハッキリ見えやすいのは、緑の葉で包まれた白い花である、と言ったが、碧い空で包まれた白い山も、同じ視線を惹くのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
ところが今から七年前にジュボアという人がX線で真珠貝の写真を撮り珠を験する事を考え出したが、なにしろ沢山な貝の写真を撮るのはかなりに手数でもあり費用もかかるところから、実業社会の注意を惹くに至らなかった。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
薄鼠色の皮膚、心惹くエキゾチシズムと蛇舞を踊る妖艶さと椰子しゅがあのごとき甘美さがある。
吉行エイスケ 新種族ノラ 青空文庫
どこを取り立てて特別心を惹くようなところはなかった。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
およそ月を観て興を惹くは、山におけるより水におけるを勝れりとす。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
人の眼を惹くあはれさのありといふにもあらず、人の眼を驚かす美はしさのありといふにもあらねど、たゞ人の眼を射る烈しさを有てりとやいふべき。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
山桜桃 にはうめは、いと小さき花の簇れて咲くさま、花の数には入るべくもあらず見ゆるものながら、庭の四つ目籬の外などに、我は顔もせず打潜みたる、譬へば田舎より出でたる小女の都慣れぬによろづ鼻白み勝にて人の背後にのみ隠れたるが、猶其の姿しほらしきところ人の眼を惹くが如し。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
その他名も知れぬ細流小溝に至るまで、もしこれをよそで見るならば格別の妙もなけれど、これが今の武蔵野の平地高台の嫌いなく、林をくぐり、野を横切り、隠れつ現われつして、しかも曲りくねって(小金井は取除け)流るる趣は春夏秋冬に通じて吾らの心を惹くに足るものがある。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
作例 · 標準
彼の誠実な人柄が、多くの協力者の心を惹きつけて離さない。
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その絵画は、独特の色使いで見る者の心を強く惹く不思議な力がある。
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新製品のデザインが消費者の興味を惹き、予約が殺到している。
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