再誕
さいたん
名詞
標準
rebirth
文例 · 用例
前より美しく勇ましい英雄青年レミンカイネンが再誕して来ます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
嗚呼今の当局もまた後日わずかにかの人々は宰相高官すら神社を滅却すればその罪の到来する、綿々として断えず、国家の大禍をなすを免れずという理を明証せる権化の再誕なりと言われて安んぜんとするか。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
オーギュスト・ロダンが、無比の天才で、精神にも肉体にも力溢れ漲る女性を再誕させたことは誰でも知っている。
— 宮本百合子 『わからないこと』 青空文庫
去年から民主的な文学の翹望が語られ、人間性の再誕がよろこびをもっていわれはじめたとき、これらの文学の骨格には進転のための歯車とでもいうべき諸課題について、もっとこまかに、歴史的に話しだされるべきであったと思う。
— 宮本百合子 『作家の経験』 青空文庫
西洋風にいつたら聖蘇再誕の日までとなる。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
ファロス再誕の理念の面でも似てゐる。
— ナルシシスムの運命 『三島由紀夫』 青空文庫
長年、温顔を拝する事叶わずば、骨肉血縁の情も次第に薄れ行くものに候か、或は又、先世の因縁と申すべきか、亡き父上の霊再誕し給わらぬ限り、何者か、この悲しみを申し開き候べき。
— 第十一巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
「日本の平清盛と申す人は、摂津和田の岬四面十余町に家をつくり、本日の法会のように、数多くの持経者を呼んで、説法、勤行を務めております」 というと、閻魔も大変喜んで、「うん、あの入道は、唯人ではない、実は慈慧僧正の生れ変りで、天台の仏法を護るため、日本に再誕せられた人なのじゃ。
— 第六巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
その街は、震災から見事に再誕を遂げた。
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彼はアーティストとして、この作品で再誕した。
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企業は経営危機を乗り越え、力強く再誕した。
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