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人魂

ひとだま
名詞
1
標準
floating ball of fire (said to be the soul of a dead person)
文例 · 用例
全で殴ったのは現実の誰かではなくて、人魂ででもあるようだった。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
それはとにかく、われわれの子供の時分には、火の玉、人魂などをひどく尊敬したものであるが、今の子供らはいっこうに見くびってしまってこわがらない。
寺田寅彦 人魂の一つの場合 青空文庫
「だって、いつも人魂の土蔵の処じゃ、暗がりで私を威すんですもの。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
どどどッと鳴る音と共に、軒の瓦斯は、人魂のごとく屋根へ飛ぶ。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 と苦笑をして又俯向いた……フと氣が付くと、川風に手尖の冷いばかり、ぐつしより濡らした新しい、白い手巾に――闇夜だと橋の向うからは、近頃聞えた寂しい處、卯辰山の麓を通る、陰火、人魂の類と見て驚かう。
泉鏡太郎 月夜 青空文庫
一同は思わずハッとした様子、それは何故かと云うに、今しも不意に一つの巨大な流星が空中に現われ、青い光は東から西へ人魂の如く飛んで、彼の梟の鳴いて居る森林の辺でスーと消えて仕舞ったのを見たからだ。
流星奇談 黄金の腕環 青空文庫
……そのあとへ、人魂が一つ離れたように、提灯の松の下、小按摩の妄念は、列の中へ加わらずに孤影|※然として残っている。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
」 ぼんやり立停って、二人を熟と視て、「はい、私どもの袂には、あっても人魂でしてな。
泉鏡花 怨霊借用 青空文庫
作例 · 標準
夜の墓地で、ゆらゆらと人魂が浮遊しているのを見たという話がある。
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昔話には、死者の魂が人魂となって現れる描写が多い。
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肝試しで、暗闇の中にぼんやり光る人魂のようなものが見えた。
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2
標準
meteor
作例 · 標準
真夜中の空に、尾を引く人魂のような光が流れていった。
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天体観測中に、一瞬にして消える人魂を目撃した。
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あの山には、時折人魂が見られるという伝説がある。
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