悪因
あくいん
名詞
標準
root of evil
文例 · 用例
いつまでたっても終りにならぬ、どこどこまでも悪因悪果、悪果によって新に悪因をつくる。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
実相平等とは善因は善報を受け、悪因は悪報を受けて、ちゃんと割り切れるという、物事の実体方面で常に不増不減のところを指します。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
あやかしの鼓が百年の間に作って来た悪因縁が、君の手で断ち切れるか切れないかは二十六日の晩にきまるのです。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
「玉を懐いて罪あり」HOFFMANN「悪因縁」 KLEIST「地震」 KLEIST それにつづいて、四十篇くらい、みんな面白そうな題の短篇小説ばかり、ずらりと並んでいます。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
東 かつたいの痂うらみ西 蛙の面に水 東は悪因を有するものの徒に悪果を恨み歎ずるを笑ひ、西は冷※然として平らかなるものの如何ともす可からざるを憎めるなり。
— 幸田露伴 『東西伊呂波短歌評釈』 青空文庫
「悪因縁だ」――軈てしてほつと眼を下に落して又染々と剃刀の刃を手元に引よせた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
「悪因縁だ」――もう逃れつこはありやしない。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
ああ、何らの悪因ぞ。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
作例 · 標準
悪因の例文1
悪因の例文2
悪因の例文3
悪因の例文4