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敗色

はいしょく
名詞
1
標準
signs of defeat
文例 · 用例
馬鹿な親でも、とにかく血みどろになって喧嘩をして敗色が濃くていまにも死にそうになっているのを、黙って見ている息子も異質的ではないでしょうか。
太宰治 返事 青空文庫
私は、敗色が濃かった。
太宰治 市井喧争 青空文庫
日本軍は三方から攻撃を続けるので明軍次第に敗色を現した。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
こうなると、光秀の軍は絶えず右翼を脅威せらるることになり、中央軍の奮戦に拘わらず、敗色既に掩いがたきものがあった。
菊池寛 山崎合戦 青空文庫
しかし、戦局は全面的に日本の敗色に傾いている空襲直前の、新緑のころである。
横光利一 微笑 青空文庫
だが、戦局は日増しに不利で、戦線は次第に本土近くへ押し返されて、心ある者には既に敗色が感ぜられていました。
――近代説話―― 白藤 青空文庫
信助夫人には余裕があつたが、中介はすでに連戦連敗の相をとゞめ、顔は凄惨な敗色によつて歪み又衰へ、息づかひは荒々しく乱れてゐる。
坂口安吾 朴水の婚礼 青空文庫
大江山が敗色濃いのを見てとって、雁金検事が代って丈太郎にたずねた。
海野十三 人造人間事件 青空文庫
作例 · 標準
エース投手が連打を浴びて降板し、チームに敗色が漂い始めた。
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九回裏、ツーアウト満塁の場面で三振に倒れ、いよいよ敗色が濃くなった。
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序盤からの劣勢にもかかわらず、選手たちは敗色を吹き飛ばすような熱気で戦い続けた。
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