負け戦
まけいくさ
名詞
標準
losing a battle
文例 · 用例
楠正成が湊川の戦いに、みすみす負け戦と判っていながら、勇気凜々と戦場に立ち向ったのは、正成の心中、唯一点、忠君の念があったからであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
家康と戦って負けた秀吉は、口惜しくも思っただろうが、「小牧・長久手の戦い」の負け戦にあって、戦いを続けないで自分の母さえ人質にして、家康の上洛を促して、そして天下の整理を早めたところは、流石に凝る気の弊害を受けないで、張る気の効果を用いた秀吉の大人物たるところである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
「人気は悪いし――これで、負け戦になったら。
— 直木三十五 『近藤勇と科学』 青空文庫
いたましい負け戦の記憶などは、光輝ある後日譚に先立つものゝ外は、伝つて居ない。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
「勝手に帰つちや、ぐあいの悪いことになるだらうぜ」「どうせ、負け戦だ。
— 坂口安吾 『決闘』 青空文庫
負け戦のドタン場のこの時になっても、ただ老後を考えるのみの彼の執念に、当時はその同感ももてなかった。
— 坂口安吾 『親が捨てられる世相』 青空文庫
56 負け戦 その朝、火星兵団長の丸木は、例の通り千二少年に起された。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
負け戦となるのは自明の理であろう。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
作例 · 標準
兵士たちは、指揮官の無謀な命令により、初めから負け戦だと悟っていた。
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戦略ミスが響き、戦線は崩壊。これは、もう覆せない負け戦だ。
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「この状況で攻め込むのは、まさに負け戦への道だ。撤退を命じる!」
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標準
battle one cannot win
作例 · 標準
「俺は、どれだけ練習しても上達しない。もう自分は負け犬なんだ。」と彼は呟いた。
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試合に負けて落ち込んでいる彼に、「お前は負け犬なんかじゃない!」と励ましの言葉をかけた。
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「勝つか負けるか、それが全てじゃない。負け犬にすらならないように、ただ前を向こう。」
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