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蟄居

ちっきょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
shutting oneself up in one's house
文例 · 用例
彼等はアダの話で夢中なのだがアダがかつて土人街に蟄居していた日本の売笑婦だと云ったり、或るものは自分はヴィクトリア公園の熱帯樹の下を黒奴の中年の紳士と日傘をさして歩いていた彼女を見かけたことがあると真実らしく話して、彼女が洋妾だろうと云う。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
今月はお金を使いすぎて、蟄居の形なのです。
太宰治 小さいアルバム 青空文庫
牛糞に汚れ切つたその姿にも冬の蟄居の長さと辛さが裏書きされてゐる。
有島武郎 青空文庫
いわんや北国の雪世界はほとんど一年の三分の一を白き物の中に蟄居せざるべからざるや。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
それからその後|慶長元和の頃、京の圓光寺の長老がゆゑあつて近江|蟄居の時、琵琶湖付近の景を瀟湘八景に擬して當時の人々から詩歌などを得た。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
この伏見の地震は、河竹黙阿弥の地震加藤の史劇で有名な地震で、石田三成等の纔者のために斥けられて蟄居していた加藤清正は、地震と見るや足軽を伴れて伏見城にかけつけ、城の内外の警衛に当ったので、秀吉の勘気も解けたのであった。
田中貢太郎 日本天変地異記 青空文庫
江戸幕府の制度は、外面は最も地方分権的体裁を示してゐるが、内面は最も精緻な中央集権制で、自領内では行政権、警察権をもつてゐる百万石の大名も、幕府の一片の命令で蟄居、国替、減石、断絶せしめられるので、その何れも今の内閣が地方官の変更任免を奏請するよりも、まだ容易であつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
其の刺戟から蛙はまだ蟄居の状態に在りながら、稀にはそつちでもこつちでもくゝ/\と鳴き出すことがある。
長塚節 青空文庫
作例 · 標準
彼は失意のあまり、しばらく自宅に蟄居していた。
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新しいアイデアを練るため、研究室に籠もり蟄居することにした。
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蟄居して読書にふける日々を送った。
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2
標準
house arrest (Edo-period punishment)
作例 · 標準
大罪を犯した彼は、江戸時代なら蟄居を命じられただろう。
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城主は家臣に命じ、不祥事を起こした武士に蟄居を言い渡した。
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彼は政治的理由により、数年間蟄居させられていた。
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