管楽
かんがく
名詞
標準
wind music
文例 · 用例
例えばファゴットの管の上端の楕円形が大きく写ると同時にこの木管楽器のメロディーが忽然として他の音の波の上に抜け出て響いて来るのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(5)』 青空文庫
Crescendo のうまく出る――なんだか木管楽器のような気がする。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
その他の曲にはなかなか複雑な仕組みのものもあったが、たとえば大小の弦楽器が多くは大小の曲線の曲線的運動で現わされ真鍮管楽器が短い直線の自身に直角な衝動的運動で現わされたり、太鼓の音が画面をいっさんに駆け抜ける扇形の放射線で現わされたりする場合が多いようである。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
うちの器械で鋼鉄の針でやる時にあまりに耳立ちすぎて不愉快であったピッコロのような高音管楽器の音が、いい器械で竹針を用いれば適当に柔らげられ、一方ではまた低音の弦楽器の音などがよほど正常の音色を出す事を知った。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
同じように、たとえば「炭俵」秋の部の其角孤屋のデュエットを見ると、なんとなく金属管楽器と木管楽器の対立という感じがある。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
季題の句が弦楽器であれば、雑の句はいろいろの管楽器ないし打楽器のようなものである。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
蓋し道衍の秉忠に於けるは、岳飛が関張と比しからんとし、諸葛亮が管楽に擬したるが如く、思慕して而して倣模せるところありしなるべし。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
慶一が所属する、ブラスバンドの打楽器セクションは、階段教室で練習する管楽器セクションとはわかれて、四階の音楽室で練習することが多い。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
夕暮れの公園で、管楽の調べが心地よく響き渡っていた。
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地元の音楽祭では、様々な編成の管楽アンサンブルが披露された。
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オーケストラの管楽パートは、曲に深みと色彩を与える重要な役割を担っている。
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