古風
こふう
形容動詞名詞頻度ランク #27274 · 青空 1799 例
標準
old-fashioned
文例 · 用例
詩人の性向の新奇と古風とを問はず、まづはその「道」に馴れなければならぬ。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
句の前書には「琴心挑美人」とあり、支那の故事を寓意させてあるけれども、文字の字義とは関係なく、琴の古風な情緒が、昔のなつかしい追懐をそそるという意味で使ったのだろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかも古風な四角な箱形のもので、下に抽出しがあって、その中に燈心が入っていたと思う。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
何といふ古風な紫の上品な色調、それがやや鼠がゝつた白と中柄の矢はづ絣を組み合せてゐる柄。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
古風な紅白の棒の看板を立てた理髪店がある。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
『春色恋白浪』に「鼠色の御召縮緬に黄柄茶の糸を以て細く小さく碁盤格子を織|出したる上着、……帯は古風な本国織に紺|博多の独鈷なし媚茶の二本筋を織たるとを腹合せに縫ひたるを結び、……衣裳の袖口は上着下着ともに松葉色の様なる御納戸の繻子を付け仕立も念を入て申分なく」という描写がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
『春色恋白浪』に「鼠色の御召縮緬に黄柄茶の糸を以て細く小さく碁盤格子を織出したる上着、……帯は古風な本国織に紺博多の独鈷なし媚茶の二本筋を織たるとを腹合せに縫ひたるを結び、……衣裳の袖口は上着下着ともに松葉色の様なる御納戸の繻子を付け仕立も念を入て申分なく」という描写がある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
この頃では、もうラムネが古風なものになり、俳句の風流な季題にさへもなつてしまつた。
— 萩原朔太郎 『ラムネ・他四編』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の服装はいつも古風で、どこか懐かしい雰囲気が漂っている。
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この旅館は、建物も内装も古風で、タイムスリップしたような気分になる。
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「えー、この音楽、古風で逆に新しいんじゃない?」と、若者がレトロな曲に耳を傾けた。
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