熱傷
ねっしょう
名詞
標準
burn
文例 · 用例
女学生の顔には一目でそれと知れる原子熱傷のあとのケロイドがあった。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
ぴかと光った時に、火鉢にあたるほどの熱さを感じたのだったが、牛も自分も熱傷を受けた。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
井上君の眼球の黒眼の部分だけ穿孔していたことや、黒瓦の表面の泡立っていることや、浴衣の黒い模様のとおり熱傷を受けていた患者がいることや、石の黒い部分がぼろぼろになっていることなど、この事情を裏書きするものである。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
光線がピカッと眼を射たあの時刻が原子爆裂の時刻であり、同時に恐ろしいガンマ線は身体を貫いており、赤外線は露出部に熱傷をあたえたのである。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
一キロ内外で受けた熱傷はまったく特異のものであり、私はこれを特別に原子爆弾熱傷と命名したい。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
これは熱傷部の皮膚剥離を伴うもので、即時発生した。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
熱傷を受けた部分だけが皮下組織から剥離し、一センチくらいの幅に細長く裂け、その中途、または端で切断されることもあり、縮み上がり、少しく内方に巻き込み、ぶらぶらとぼろ布か塵払いみたいに垂れ下がっている。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
この種の熱傷を受けた者のほとんど大部分は速やかに死亡した。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
作例 · 標準
料理中に誤って熱い鍋に触れ、手に熱傷を負ってしまった。
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火傷の程度は、熱傷の深さと範囲によって判断される。
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病院で熱傷の治療を受けている。
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ウィキペディア
熱傷(ねっしょう)とは、火や高温の液体などの熱、放射線、化学物質、または電気の接触によって生じる損傷を言う。通称は火傷(やけど)である。より低い温度で長時間晒されることによる低温やけどもある。化学物質・放射線などが原因で生じる組織の損傷は化学損傷という。
出典: 熱傷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0