年頃
としごろ
名詞頻度ランク #14969 · 青空 1596 例
標準
approximate age
文例 · 用例
私にはこれら彼の作品が、大正十三年頃、つまり「春と修羅」が出た頃に認められなかつたといふことは、むしろ不思議である。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
昭和三年頃の或る雜誌に、近頃トルストイやドストイェフスキイを言ふのは時代遲れだと書いた人がある。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
大正九年頃の或る雜誌に、今頃ニイチェを論ずるのは流行遲れで古臭いが云々と書いてあつた。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
しかも昭和十年頃の最近になつて、それらのもつと古臭いゲーテやハイネが、漸く少しばかり本體を知られて來たのである。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
明治十七、八年頃の片田舎の裁判所の書記生にしては実に驚くべきハイカラであったに相違ないのである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
妻と下女とで静かに暮していた処へ急に二人も増したのみならず、姪はいたずら盛りの年頃ではあり、家内は始終ゴタゴタするばかりでほとんど何事も手につかぬような有様であった。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
大正四、五年頃、今は故人となった佐野静雄博士から伊豆伊東の別荘に試植するからと云って土佐の楊梅の苗を取寄せることを依頼された。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
一たいが、小づくりで、薄皮膚の色の白いやはらかに素直な毛をそつとわけて声もほそぼそと、歴史といふ遠い昔の夢をロマンチツクにおどおどと語る――ただ、すこしほんのすこしではあるけれども、見栄坊に気どつて年頃の女生徒への多少の対感意識はあつたやうでした。
— 岡本かの子 『ある男の死』 青空文庫
標準
marriageable age (esp. of a woman)
標準
age (when ...)
標準
for years (past)