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薄れる

うすれる
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #36435 · 青空 546
1
標準
to fade
文例 · 用例
灰が薄れると太陽が銅色や卵黄色に見えた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
仰向けになって鋼線のような脚を伸したり縮めたりして藻掻く様は命の薄れるもののように見えた。
有島武郎 カインの末裔 青空文庫
ここを立退いて、少し混雑が薄れるかと思うと、往来のまん中に輪を作って、幾組も踊っているのがある。
岡本綺堂 倫敦の一夜 青空文庫
その一方で、時間とともに記憶した情報が薄れるために、ダイナミックRAMでは繰り返し書き直しを行う必要がある。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
現に目の前の香炉の火や、印度人の婆さんの姿でさえ、気味の悪い夢が薄れるように、見る見る消え失せてしまうのです。
芥川龍之介 アグニの神 青空文庫
薄明りの中に仄めいた、小さい黄色の麦藁帽、――しかしその記憶さえも、年毎に色彩は薄れるらしい。
芥川龍之介 トロッコ 青空文庫
実際、予言というものは的中するとひどく価値が薄れるもので、あんなことなど信じて何になったのかと、今さらどちらも思いあう味けなさだ。
――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 夜の靴 青空文庫
童心は、やがて淡くなり、薄れるように去るだろう……。
小栗虫太郎 方子と末起 青空文庫
作例 · 標準
例句
薄れる(うすれる) — 幻辞.com