肉汁
にくじゅう異読 にくじる
名詞頻度ランク #39492 · 青空 77 例
標準
meat soup
文例 · 用例
あゝ今朝いつもの肉汁を、呑むひまもなく来てしまった。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
リキュール酒、グラス一ぱいを半分に煮詰めたもの、それに二倍のクリームと肉汁二匙とを前の鍋に入れどろどろまで混ぜ合せて煮る。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
餌食の無慙さ、いや、またその骨の肉汁の旨さはよ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
餌食の無慙さ、いや、又|其の骨の肉汁の旨さはよ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
それは若い牝だったが、至って心やすい番人よりその大好物なる米と炙肉汁の混ぜ物を受け徐かに吸いおわり、右手指でその入れ物ブリキ缶の底に残った米を拾い食うた後、その缶を持って遊ぼうとするを番人たって戻せと命じた。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
三四郎は肉汁を吸いながら、まるで兵児帯の結び目のようだと考えた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
そして初めから終ひまで彗星の談話をしながら、肉汁を飲んだり、ビフテキを噛つたりした。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
訥子の発明8・12(夕) 先日から重病で悩んでゐる土居|通夫氏が、平素滋養として牛肉の肉汁を飲みつけてゐるのは名高い話だ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
ハンバーグにナイフを入れた瞬間、中から溢れ出す肉汁を見て食欲が爆発した。
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小籠包を食べる時は、レンゲに乗せて熱々の肉汁をこぼさないように注意する。
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じっくりと低温でローストしたお肉は、旨味がたっぷりと詰まった肉汁を逃さない。
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ウィキペディア
肉汁(にくじゅう、一般には「にくじる」とも読む)とは、食肉から滲出・抽出される液体成分の総称である。料理学・食品科学・畜産学において用いられる語であり、加熱・圧搾・解凍などの過程で生じる液体を指す。
出典: 肉汁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0