だし
だし
名詞
標準
文例 · 用例
いまの現在の位置すらも、そろそろゆれだしたような気がする。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
ただ一|度細君に対しては、もはや自分は大きい望みのないことをさらけだし、いまの自分に不足があるならばどうなりともおまえの気ままにしてくれというた。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
細君の顔はよりはなはだしく青くなった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
芳輔は殺せ殺せとさけんで転倒しながらも、真に殺さんと覚悟した母の血相を見ては、たちまち色を変えて逃げだしてしまった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
糟谷はいかれないともいえず、危険な意味ある妻を下女と子どもとにまかせてでるのはいかにも不安だし、糟谷はとほうに暮れてしまった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
おふくろが前掛けで涙をふきながら茶をだしたが、どこにもよいことばかりはないと、しみじみ糟谷は嘆息した。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
台所の婆やまでが笑いだし、隣の六畳に祖母と寝て居った、長女と仲なとが一度におっかさん天気はえイの、おッかさんてば、あイ天気はえイよ。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
それから先は両側の松林が幹を差替わす許に遠くつづいて石畳の路を掩うている、奥にはほんのり暗くて何のあるのも判らない、ただ敷石の道が白く長く帯を延した様に奥深く通じて居るのが見える許りである、予等二人が十五六|間も進んで這入ってゆくと漸く前面にぼんやり萱葺の門が見えだした。
— 伊藤左千夫 『八幡の森』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
だし 出汁 - 料理に使用するうま味を抽出した液体 山車 - 装飾が施された祭りの出し物 だし (郷土料理) - 山形県の郷土料理 だし - 陸から海に向かって吹く風 清川だし - 山形県の日本海沿岸で発生する地方風 胎内だし - 新潟県の日本海沿岸で発生する地方風 生保内だし - 秋田県の日本海沿岸で発生する地方風 人名 だし (戦国時代) - 摂津有岡城主・荒木村重の妻(正室か側室かは不明)。
出典: だし — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0