予め
あらかじめ
副詞頻度ランク #9829 · 青空 691 例
標準
beforehand
文例 · 用例
それを予め知っておらぬと細君も驚く事があるかも知れぬが根が気安過ぎるからの事である故驚く事はない。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
もし富士山の位置を、北アルプスに移し換えて、その痩削的の山容を改めたらば、あるいはどういう雪の結果を齎らしたか、予め知り難いのである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
私が予め読者諸氏に、ことわって置く必要があると云うのは、これから、第三金時丸の、乗組員たちが、たといどんな風になって行くにしても、「第一、そんな船に乗りさえしなければよかったんじゃないか、お天陽様と、米の飯はどこにでもついて、まわるじゃないか」と云われるのが、怖しいためなんだ。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
六 結 論 「いき」の存在を理解しその構造を闡明するに当って、方法論的考察として予め意味体験の具体的|把握を期した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
六 結 論 「いき」の存在を理解しその構造を闡明するに当って、方法論的考察として予め意味体験の具体的把握を期した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
それを同じ音に発音したか違った音に発音したかということは、我々は予め決めることは出来ないのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それであるから片仮名でもやはり昔の言語の音を知ろうという場合には、字の違いがすなわち音の違いと考えることは出来ないのであって、これとこれとが同じ音であるということは予めきめる訳には行かないのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それは皆一々違った音をあらわしたとは思われませんが、とにかく文字は皆違っているのですから、その中のどれだけが同じ音で、どれだけが互いに違った音であるか、そういうようなことは予め決める訳には行かない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日予めについて考えている。
予めという言葉は日本語で重要だ。
彼は予めの意味を理解している。
この文には予めが含まれている。