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散り散り

ちりぢり異読 ちりじり
形容動詞名詞
1
標準
scattered
文例 · 用例
私の考えるところによれば、「恋さまざま」の「さまざま」は「散り散り」の意味であろうと思う。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
白い曠野に、散り散りに横たわっている黄色の肉体は、埋められて行った。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
そこには、半ば貪り啄かれた兵士達の屍が散り散りに横たわっていた。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
これが散り散りばらばらであっては、お互いを信ずることが出来ませんから、親身になって慈悲の心を出し合うことも出来ません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
波止場の煙野鼠は畠にかくれ矢車草は散り散りになつてしまつた。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
勝手に掴み取りの、梟に枯葉で散り散りばらばら。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
すると子供らも散り散りに帰って行く。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
――無論、我々事務員は、みんなで二十七人もいたんですが、店が潰れると同時に、みんな散り散りばらばらになってしまいました。
コナンドイル Arthur Conan Doyle 株式仲買店々員 青空文庫
作例 · 標準
爆発音とともに人々は散り散りになって逃げ出した。
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長年の友人たちも、今では散り散りになって暮らしている。
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強風で枯葉が散り散りに舞い上がった。
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