川底
かわぞこ異読 かてい
名詞多音語頻度ランク #42310 · 青空 173 例
標準
riverbed
文例 · 用例
…… 湯の宿と、湯の宿で、川底の巖を抉つた形で、緑青に雪を覆輪した急流は、颯と白雲の空に浮いて、下屋づくりの廂に呑まれる。
— 泉鏡太郎 『飯坂ゆき』 青空文庫
或る夜はまた、もの思はしげに青みがかつた白い小石が、薄月夜の川底にずつと姿をひそめてゐるのが覗かれる。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
青砥、はっと顔色を変え、駒をとどめて猫背になり、川底までも射透さんと稲妻の如く眼を光らせて川の面を凝視したが、潺湲たる清流は夕陽を受けて照りかがやき、瞬時も休むことなく動き騒ぎ躍り、とても川底まで見透す事は出来なかった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
かれはこの時、人足たちと共に片手に松明を持ち片手で川底をさぐっているような恰好だけはしていたが、もとより本気に捜すつもりはない。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」と言いながら妙な腰つきで川底の砂利を踏みにじり、皆がその足元を見つめているすきを狙ってまたも自分の腹掛けから二文ばかり取り出して、「おや?
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
人足たちは皆一様に、妙な腰つきをして、川底の砂利を踏みにじった。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
」と青砥は得意満面、「川底に朽ちたる銭は国のまる損。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
九文落して、十一文川底から出て来るとは、奇怪である。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
作例 · 標準
河川工事で川底を浚渫(しゅんせつ)していた。すごい量の土砂が出てきたよ。
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ダイバーたちが、沈没船の残骸を川底で探していた。
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この川の川底には、珍しい石がいくつか見つかるらしい。
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