後片付け
あとかたづけ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #26342 · 青空 36 例
標準
tidying up
文例 · 用例
一ばん口数を利く妹娘のお絹がこんな考えに耽ってしまっていると、もはや三人の間には形の上の繋りがなく、鼈四郎はしきりに煙草の煙を吹き上げては椅子に踏み反って行くだけ、姉娘のお千代は、居竦まされる辛さに堪えないというふうにこそこそ料理道具の後片付けをしている。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
「よく後片付けをして行かないんだね。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
女房がいう通り、市商人は碌々に後片付けをして行かないとみえて、そこらにはしおれた鼠尾草や、破れた蓮の葉などが穢ならしく散っていた。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
表はもう閉まっているので、裏木戸の方へ廻ってゆくと、楽屋の者もみんな帰ってしまって、楽屋番の爺さんが一人で後片付けをしているところであった。
— お照の父 『半七捕物帳』 青空文庫
「勘蔵の白状によると、前の年の暮に備前屋の娘の綺麗な肌をみたときには、まだどうしようというほどの煩悩も起らなかったのですが、火事の後片付けの済むまで娘は橋場の親類へ立ち退いているうちに、そこの店の若い者と出来合ってしまった。
— 熊の死骸 『半七捕物帳』 青空文庫
だが、他のパーティの邪魔になったり、小屋の後片付けについて非難を受けたりするようでは、山に登る資格はない。
— 加藤文太郎 『単独行』 青空文庫
隱居の後片付けをした時、あの清少納言の大幅だけは、何う探しても見えなかつたさうである。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
勝手元の方の手伝いなども後片付けを済ませて皆引き上げて行くと、家の中は初めてがらんとして、灯明の光りの似合う静な夜になった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの興奮も冷めやらぬまま、町内会の人々は翌朝早くから会場の後片付けに追われていた。
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料理を作るのは好きだが、油で汚れた鍋や食器の後片付けがどうしても億劫になってしまう。
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前任者が残したトラブルの後片付けに奔走させられ、自分の本来の業務に手が回らない。
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子供たちには、遊んだ後はおもちゃを元の場所に戻すという、後片付けの習慣を身につけさせたい。
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