旅先
たびさき
名詞頻度ランク #16790 · 青空 373 例
標準
destination
文例 · 用例
彼がいかにその妻を熱愛していたかは、焼津の旅先から、留守居の妻に送った手紙によく現われている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
帰つたらゆつくり話す」といふ、簡単極まるハガキを、私の旅先きに寄越した。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
それ故に、自然と探し出して貰いたい底心の上に、判り易い旅先を選んで脱走の形式を採っている自分の現状がおかしかった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
出發前、その旅先の苫小牧でと計畫してゐた處女作「雪消の日まで」は可成りな苦心努力にも拘らず、遂に一部分をさへ書き上げることが出來なかつた。
— 南部修太郎 『處女作の思ひ出』 青空文庫
この夏もお互に旅先や何かで久しく顏を合せなかつた二人、さて新秋になると、向うは熱海で勉強して大に強くなつたと自|信を持ち、僕は僕で名人|决定|戰の觀戰記を書き棋力に相當加ふるものありとうぬ惚れて、共に張り切つてゐるのだからたまらない。
— ―將棋いろいろ― 『下手の横好き』 青空文庫
それは急におんつぁんが九州に旅立ち、その旅先きから又世界のどのはづれに行くかも知れないやうな事件が起つたからだ。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
譬えて言えば、無理算段をして温泉逗留に出たものが、旅先で旅費を使い果せば、やがてほうほうの態でまた元の住みにくい我が家へ戻って来るというのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
が、間もなくその弱々しい嫁に、遠い旅先で病死されてから、甚三は再び戻って、元の勤勉な息子として酷しい母親の許に淋しく暮らす様になったとのことであった。
— 岡本かの子 『かやの生立』 青空文庫
作例 · 標準
旅先で偶然再会した旧友と、思い出話に花を咲かせた。
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旅先からの絵葉書が届くと、自分もそこへ行ったような気分になれる。
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「旅先で美味しいものに出会えるかどうかは、旅の成否を分ける重要事項だ」
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