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一差し

ひとさし
名詞
1
標準
one dance
文例 · 用例
」葉藏はトランプの札の縁を右手のひとさし指で撫でまはしながらひくく呟いた。
太宰治 道化の華 青空文庫
天地に盈つてふ精も近よれよ、    見せむひとさし舞ふて見せむ。
北村透谷 北村透谷詩集 青空文庫
希ってもないときが来たのに、それにどう仕様もないあわれなものの打ちよせて来た感じに受けとっている自分を思うと、実際、あの夜席のときの舞妓のごとく、今は金扇をひろげてひとさし彼も舞いたくなってくるのだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
ひろ子の左手の拇指とひとさし指との間にはすぐに小さい短い男の髪たばがあつめられた。
宮本百合子 日々の映り 青空文庫
」 母指とひとさし指で圓をこしらへて、一寸痛快らしく笑つた。
水上滝太郎 大阪の宿 青空文庫
そして、自分のくちびるに、ひとさし指をたてた。
海野十三 金属人間 青空文庫
そのおや指とひとさし指との間に支えられて、ぴかりと光る小さな半月形のものがあった。
海野十三 少年探偵長 青空文庫
手垢でよごれた雑誌を一枚一枚ひとさしゆびに唾をつけてめくり一生懸命よみふけっているその眼は美しいけれど、どことなくくもっていて不潔な感じを抱かせる。
久坂葉子 四年のあいだのこと 青空文庫
作例 · 標準
宴もたけなわとなり、主人が扇を手に一差し舞って見せた。
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彼女のしなやかな一差しは、観客全員を幻想的な世界へと引き込んだ。
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舞台の上で華麗に一差しを披露し、役者は大きな拍手を浴びた。
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