人差し
ひとさし
名詞
標準
index finger
文例 · 用例
自分はその水中に右の人差し指を浸してちょっとその鋲の頭にさわってみた。
— 寺田寅彦 『小浅間』 青空文庫
)マツ子は、人差し指の先を嘗めて、一枚二枚三枚四枚、それから、ひいふうみい三行です、と答えた。
— 太宰治 『めくら草紙』 青空文庫
まわりの静まった夜なんか二人差し向いで居てふいと気がつくと、おや大変異人さんと一緒にいる。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
九歳になる女の子は裁縫用の鋏で丁寧に一尺四方ぐらいの部分を刈りひらいて、人差し指の根もとに大きなかわいい肉刺をこしらえていた。
— 寺田寅彦 『芝刈り』 青空文庫
さて、君の左の人差し指と拇指の間の皮膚の筋を見て、君が採金地の株を買わなかったと云うことが、あまり首をひねりまわさない中に解ったと云うわけさ」「どうも僕には何の事か解らないね」「いや誠に御もっとも至極――しかしこれはごく手短に説明することが出来るんだ。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
」ホームズは両の人差し指を歯に差し入れ、鋭く笛を鳴らす――遠くの方から同じ笛の音で応答の合図があり、間髪入れずに続くのは轍の音と蹄の音。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
君の左の人差し指と親指の間のすり切れた皮膚を考えれば、君が金鉱の株の購入を思いとどまったと確信できる。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
一、君は左の人差し指と親指の間にチョークをつけて、昨晩クラブから帰ってきた。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
作例 · 標準
彼は右の人差しでそっと唇に触れ、静かにするように合図した。
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泥棒は人差しで窓ガラスの鍵を開け、音もなく室内に侵入した。
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銃の引き金に人差しをかけ、彼は獲物が近づくのをじっと待った。
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