手口
てぐち
名詞頻度ランク #11155 · 青空 272 例
標準
modus operandi
文例 · 用例
人の家の中庭を突つきつて街路へ出たり、狭い石垣の下を通つて横丁へ出たり、勝手口のやうな裏道を迂廻したり、小さな坂を登つたり降りたりする所が多い。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
二人が玄関から這入って行った、丁度その時、少佐は勝手口から出て来た。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
どこの玄関や勝手口でも疑いと軽侮の眼で睨まれ追われる。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
今年の春、勝手口にあった藤を移植して桜にからませた、その葉が大変に茂っていたので、これに当たる風の力が過大になって、細い樹幹の弾力では持ち切れなくなったものと思われる。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
自分が四歳の時に名古屋にいたころのかすかな思い出の中には、どこか勝手口のような所にあった高い板縁へよじ上ろうよじ上ろうとしてあせったことが一つの重大な事項になっているのである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
はっと思うまもなく、その女は、医師の家の勝手口にはいった。
— 太宰治 『やんぬる哉』 青空文庫
忘れも致しません、あれは秋のなかば、月の非常にいい夜でございましたが、私は十二時すぎに店をしまいまして、それから大いそぎで築地の或る心易くしている料理屋へ風呂をもらいに行きまして、かえりには、屋台でおそばを食べ、家へ来て勝手口をあけようとしても、もう内|桟をおろしてしまったようで、あきませんでした。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
ほの暗い勝手口に芹川さんの兄さんが、にこにこ笑いながら立っていました。
— 太宰治 『誰も知らぬ』 青空文庫
作例 · 標準
犯人の鮮やかな手口から、これはプロによる犯行だと断定された。
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特殊詐欺の新たな手口について、警察が注意を呼びかけている。
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過去の事件と手口が酷似しているため、同一犯の可能性が高い。
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ウィキペディア
手口 とは、ビジネスにおける取引上の手法、または犯罪捜査の文脈において犯人の習慣とする犯罪手法を指す。
出典: 手口 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0