舟橋
ふなばし異読 しゅうきょう
名詞
標準
pontoon bridge
文例 · 用例
舟橋聖一氏にはわるいが、この人の「左まんじ」という文芸春秋の小説は主人公の海千山千的な生き方が感じられてがっかりした。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
夕飯(茄子、さゝげ豆、胡瓜膾、沢庵漬)朝食(味噌汁、沢庵漬)木賃 三十銭・まうへに陽がある道ながし・おもひでは暑い河原の石をふみ 七月三十一日沿道を行乞しながら一時舟橋通過、四時大道到着、もう歩きつゞける元気もなくなつて汽車に乗る、四辻も束の間、すぐ小郡だ、やれ/\戻つてきました。
— 山口 『行乞記』 青空文庫
それから佐野の舟橋を過ぎ信濃へ入ったところ、火を有つ浅間の山の煙は濛々漠々として天を焦して居る。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
舟橋聖一氏の作では(同上)の青年たちの手帖よりも、「新潮」の敗戦図の方が実感をもつて読まれた。
— 牧野信一 『浪曼的月評』 青空文庫
舟橋聖一は「飛んだり跳ねたり」豊田三郎は「起きあがり小法師」共に行動主義のもとにナチオナル・ゾチアリズム、血縁的同胞主義。
— 詩集(11)文壇諷刺詩篇 『小熊秀雄全集-12』 青空文庫
舟橋を渡る車の音がとどろに響いてそして又一時静かになる。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
その向こうには、某町から某町に通ずる県道の舟橋がかゝつてゐて、駄馬や荷車の通る処に、橋の板の鳴る音が静かな午前の空気に轟いて聞えた。
— 田山花袋 『朝』 青空文庫
主に平安朝の中期より末期にかけて家業を生じたが、中でも菅原大江の二家が紀傳道を家業とすることになり、清原中原の二家が明經道を家業とする樣になつたので、又中原氏には明法道の家もあり、それが今日の五條、坊城、清岡諸家の紀傳道、舟橋、伏原二家の明經家などを生じたのである。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫
作例 · 標準
浅瀬を渡るために、村人たちが協力して小舟を並べた簡素な舟橋を架けた。
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大雨で本来の橋が流されてしまったため、急遽仮設の舟橋が交通手段として設置された。
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揺れる舟橋を恐る恐る渡りきると、対岸で待っていた友人が手を振って迎えてくれた。
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ウィキペディア
舟橋(ふなばし、船橋)は、河川の中に並べた船の上に板を敷いて造る橋。仮設として用いられる例も多いが、保守点検を行いつつ常設されていた例は、古今東西を問わず多数存在する。
出典: 舟橋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0