笑いこける
わらいこける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to roll about with laughter
文例 · 用例
大概の家では女中らはもちろん奥さんや娘さんまでのぞきに出て来て、道化た面をかぶった異風な小こじきの狂態に笑いこける。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
それで子供らは、そういういくつかの取っておきの話の中から、あれをこれをと注文して話させては笑いこけるのであった。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
この様子があまりに滑稽なので皆の笑いこけるのにつり込まれて自分も近ごろになく腹の中から笑ってしまった。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
ついて来た女将は立ったまましばらく二人を見くらべていたが、「ようよう……変てこなお内裏雛様」 と陽気にかけ声をして笑いこけるようにぺちゃんとそこにすわり込んだ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
夫が、他の女性のことを考えて、ボンヤリしているのを、可笑しいと云って無邪気に笑いこける妻のいじらしさが、分らない信一郎ではなかったが、それでも彼は刻々に頭の中に、浮んで来る美しい面影を拭い去ることが出来なかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
しばらくは、みんなが笑いこけるだろうな」 といって、高志は満足げな笑みを泛かべた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
悪戯をして、一寸つッついても、何時でも身体をはずませて、クックッと笑いこけるのに、顎をひいて、身体をコッちりさせている。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
都にござらしてお歴々のお方の前へ度重ねてまかったものとはずんと違うて、お勿体もない、かたじけない、と思うと涙をらちもなく霑すのと、他愛もなく笑いこける事より存じませぬ者ばかりでござりますもの。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
作例 · 標準
漫才師の巧みな話術に、観客は皆笑いこけていた。
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面白い動画を見て、お腹が痛くなるほど笑いこけた。
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彼は、自分の失敗談を語りながら笑いこけていた。
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