末代
まつだい
名詞
標準
all ages to come
文例 · 用例
つまり中世乱離の頃は戦争と博奕といふものが密接な関係を有して居たのが、末代太平の世には山の祭と云ふものと博奕とが大きな関係を持つやうになつた。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
又山は上代にあつては所謂|※歌や歌垣で、若い男女の縁結の役目を勤めて居たものだが、末代になつては博徒のために男を磨く戦場の役目を務めて居る。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
家内中の口を奢らせぬようにする……と言うのが前の御寮さんの心掛けで、さすが大家の御寮さんは違うたもの……これならば蔵元屋の身代は万劫末代、大磐石と中心から感心しておりました」「いかにもいかにも。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
哲学でも宗教でも、その本尊は知らぬことその末代の末流に至ては悉くそうです。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
」「だって、こんな池で助船でも呼んでみたが可い、飛んだお笑い草で末代までの恥辱じゃあないか、あれお止しよ。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
本を開いて、道中の絵をじろじろと黙って見ていた捻平が、重くるしい口を開けて、「子孫末代よい意見じゃ、旅で芸者を呼ぶなぞは、のう、お互に以後謹もう……」と火箸に手を置く。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
人は一代、名は末代だぞ。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
あの人種の血脈に、一種の醜惡な人種病が遺傳されて居るやうに、思ふに『良心』とは、我我人類の先祖の腦神經系統を犯した一種の黴毒性疾患が、われわれ末代の子孫にまで執念ぶかく遺傳したものに外ならないのであらう。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
作例 · 標準
この文化は、末代まで語り継がれるべき貴重なものだ。
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彼は、末代まで残るような傑作を生み出した。
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末代までの恥になるような行為は慎むべきだ。
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ウィキペディア
末代 は、平安時代の僧で村山修験の祖。富士上人とも。名は有鑑。駿河国の出身。
出典: 末代 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0