駄荷
だに
名詞頻度ランク #11918 · 青空 0 例
標準
horse's load
文例 · 用例
駄荷馬などの砂煙をあげて行く道路を隔てて谷の向うに青い山がそそり立ち、うねった道路の果てにも、どっしりした山が威圧するように重なり合って見え、童蒙な表情をしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
駄荷馬や荷車が、白い埃の立つその町を通って行った。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
槍のかわりに草刈り鎌を揮い、ふりかぶるのは刀ではなくて鉞であったり、銃をかつぐ肩には駄荷をのせていても、心はこの一挙手一投足に清冽な熱情をこめていた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
従来問屋場を通過する荷物の貫目にもお定めがあって、本馬一|駄二十貫目、軽尻五貫目、駄荷四十貫目、人足一人持ち五貫目と規定され、ただし銭差、合羽、提灯、笠袋、下駄袋の類は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の小付とすることを許されていた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
本|駄賃とはこの本馬(駄荷)に支払うべき賃銭のことで、それを二つ合わせて三つに割ればすなわち軽尻駄賃となる。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
七、駄荷と歩荷 人がみずから働く昔からの運搬法のなかでは、ただこの背を使うものだけが遠方の輸送に供せられ、したがってまた職業になっていた。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
駄荷すなわち牛や馬の背ではこぶものにたいして、人が徒歩で負うゆえに歩荷であった。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
それならどうして駄荷にしなかったかと、あやしむ人があろうも知れぬが、その答えはいたってかんたんである。
— 柳田国男 『母の手毬歌』 青空文庫
作例 · 標準
昔は、駄荷を積んだ馬が街道を行き交っていた。
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駄荷を運ぶための頑丈な馬が、商人の間で重宝された。
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その駄荷の重さは、馬にとってかなりの負担だっただろう。
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