見舞い客
みまいきゃく
名詞
標準
visitor to a sick or distressed person
文例 · 用例
家の中は、見舞い客で混雑していた。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
裕福かと思えば、見舞い客が少ないのです。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
だのに、あれほどの騒ぎがあって見舞い客がひとりもいねえんだ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
押し寄せて来た多数の見舞い客の挨拶はまだことごとくは取り次ぎきれずに、家従たちの忙しがっている所へ左大将が涙をふきながら出て来た。
— 若菜(下) 『源氏物語』 青空文庫
お見舞い客が皆去ったあとの静かな夕方であった。
— 蜻蛉 『源氏物語』 青空文庫
そこで例の見舞い客に振れ舞う土瓶らの茶碗酒を我々にも飲ませたが、我々はそこへ腰をかけたままで、もう火事の句数句を作る、また主人も作るという風で周囲の他の人々は呆れ顔をしていた。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
* * 本を読んでいるときに来る見舞い客は決まったように、「お退屈でしょう」と言う。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
重病人の部屋であるから、静粛、清潔ということを医師や看護婦にくどく言い渡されていたし、時々見舞い客もあることだから、万年床をしきッ放してヒルネもしていられない。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
作例 · 標準
病室には多くの見舞い客が訪れていた。
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先生の容体が心配で、教え子たちが見舞い客として集まった。
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週末には、いつも見舞い客で病院の廊下が賑やかになる。
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