黄龍
こうりゅう異読 おうりゅう
名詞
標準
yellow dragon
文例 · 用例
広い桑畑には時どき小さい旋風をまき起して、黄龍のような砂の渦が汽車を目がけてまっしぐらに襲って来る。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
の如きは、三國志の呉志孫權傳、黄龍二年に權が將を遣して海に浮び、夷洲及明白なり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
が、マントル・ピイスの上には、左右一対の焼き物の花瓶に、小さな黄龍旗が尾を垂れている。
— 芥川龍之介 『上海游記』 青空文庫
是に於て、或は鯀は自ら羽淵に沈みしにて、殺されしには非ずと云い、或はその羽淵に沈みし後は、化して玄魚となりしと云い、或はまた、殺されし後三年まで、其屍躰朽ちず、化して黄能となり、或は黄龍となりしと云い、鯀の死後に就て、種々の説話を作為するに至る。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
その玄魚に化せしと云い、黄能或は黄龍に化せしと云い、鯀の飽まで水に関係を有するは、その治水の事業に関係せしによるか、或はまた、鯀の文字の魚に従うによりて、生じたる説話なるか。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
その玄魚となり、黄能となり、或は黄龍となりしも、また其の神として祀らるに至りしも、等しく同様の事情による。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
出島に近い船繋場には、和船に混って黒塗三本|檣の阿蘭陀船や、艫の上った寧波船が幾艘となく碇泊し、赤白青の阿蘭陀の国旗や黄龍旗が飜々と微風に靡いている。
— 長崎ものがたり 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
壮士の高名、尚いまだ成らずああ久しく、陽春に遇わず君見ずや東海の老叟荊榛を辞す石橋の壮士誰かよく伸びん広施三百六十|釣風雅遂に文王と親し八百の諸侯、期せずして会す黄龍舟を負うて孟津を渉る…… 何処だろう?
— 孔明の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
中国の伝説では、黄龍は皇帝の象徴とされている。
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昇りゆく黄龍の絵画は、力強い印象を与える。
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「見て!あの空の雲が、まるで黄龍みたいだね!」
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