大地震
おおじしん異読 だいじしん
名詞
標準
major earthquake
文例 · 用例
英独仏などの科学国の普通教育の教材にはそんなものはないと云う人があるかもしれないが、それは彼地には大地震大津浪が稀なためである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
同時に、これは自分の全く経験のない異常の大地震であると知った。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
坂を下りて見ると不忍弁天の社務所が池の方へのめるように倒れかかっているのを見て、なるほどこれは大地震だなということがようやくはっきり呑込めて来た。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
いわんや今回のごとき大地震の震源はおそらく時と空間のある有限な範囲に不規則に分布された「震源群」であるかもしれない。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
しかし方数十里の地域に起るべき大地震の期日を数年範囲の間に限定して予知し得るだけの科学的根拠が得られるか否かについては私は根本的の疑いを懐いているものである。
— 寺田寅彦 『地震雑感』 青空文庫
「今夜の三時に大地震がある」という流言を発したものがあったと仮定する。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
大地震、大火事の最中に、暴徒が起って東京中の井戸に毒薬を投じ、主要な建物に爆弾を投じつつあるという流言が放たれたとする。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
今度の大地震の来る日までは。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫