微震
びしん
名詞
標準
slight earthquake
文例 · 用例
例えば今月中少なくも各一回の雨天と微震あるべしというごとき予報は何人も百発百中の成効を期して宣言するを得べし。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
座敷の微震がやむまでは茫然としていた三四郎は、石火のごとく、さっきの嘆声と今の列車の響きとを、一種の因果で結びつけた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
乾酪の中で、いくら虫が動いても、乾酪が元の位置にある間は、気が付かないと同じ事で、代助も此|微震には殆んど自覚を有してゐなかつた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
それに、絶えず微震でもあるのか足もとの地がゆれている。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
深度器を見ながら、機関部に、いま海底に着くぞという声が、唇を離れようとしたとき、艇体に微震を感じた。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
乾酪の中で、いくら虫が動いても、乾酪が元の位置にある間は、気が付かないと同じ事で、代助もこの微震には殆んど自覚を有していなかった。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
座敷の微震がやむ迄は茫然としてゐた三四郎は、石火の如く、先刻の嘆声と今の列車の響とを、一種の因果で結び付けた。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
余がサンチアゴ市に滞在せし間に、二回の微震を感ぜり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
夜中に微震を感じたが、すぐに揺れは収まった。
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地震計は微震を記録したが、一般の人は気づかなかっただろう。
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その地域では、最近微震が頻発しており、住民は不安を感じている。
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