淫する
いんする
動詞-サ変-特殊動詞-自動詞
標準
to overdo
文例 · 用例
球突に淫する和田英作畫伯 和田英作|畫伯とは一昨年の春頃近|所の球突塲で初めて御面識を得た。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
しかも、やや淫するといへるほどの熱心家で、連夜殆ど出|席を欠かされた事がなかつた。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
足は天地に垂降するの足、手は地上に泳ぎて天上の泉をくむの手、諸君、肉身に供養せよ、諸君、おん手をして泥土にけがさしむる勿れ、詩人をして賤民の豚と交接せしむる勿れ、生活に淫する勿れ、手をして恆に高く頭上に輝やかしめ、肉身をして氷山の頂上に舞ひあがらしめよ、ああ、香料もて夕餐の卓を薫郁せしめよ。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
富貴も淫する能わずといったようなところがあった。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
更に私の君に願ふ処は君の現在の心境に、もう一度彼の既往の熱と力と美と露骨と、又彼の驚くばかりの魅力あるリズムと、生の儘の神経と感覚と、寧ろ淫するばかりの空想と狂気のやうな幻覚と醜と野蛮とを思ひきり復活さしてくれる事である。
— 愛の詩集のはじめに 『愛の詩集』 青空文庫
巫后と妖蠱呪詛し女にして男淫するを以て皆|辜に伏す、皇后を廃して長安宮に置くと。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
少年時代から豪酒の素質を持ってはいたが、酒に淫することなどは、決してなかったのが、今では大杯をしきりに傾けて、乱酒の萌がようやく現れた。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
筋はもう忘れて了ったが、何でも自分を主人公にして、雪江さんが相手の女主人公で、紛紜した挙句に幾度となく姦淫するのを、あやふやな理想や人生観で紛らかして、高尚めかしてすじり捩った物であったように記憶する。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
作例 · 標準
週末はついつい食べ過ぎて、完全に淫してしまった。明日は断食しないと。
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彼は仕事に熱中しすぎるあまり、健康を害するほど淫してしまったようだ。
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そんなに一人で抱え込まず、たまには息抜きしないと。君、淫しているよ。
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標準
to act licentiously
作例 · 標準
かつては栄華を誇った王家も、堕落し淫した末に滅び去ったという。
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その小説では、主人公が道徳の箍を外し、快楽に淫していく様が克明に描かれていた。
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昔話では、欲に溺れて淫した者が、最後は恐ろしい罰を受けることが多い。
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