劇壇
げきだん
名詞
標準
the stage
文例 · 用例
劇壇の女王は、気色した。
— 泉鏡花 『伯爵の釵』 青空文庫
沢村源之助は東京の劇壇に欠くべからざる女形となった。
— 岡本綺堂 『源之助の一生』 青空文庫
八十八歳の高齢にて、大阪劇壇の重鎮と仰がれいたるなり。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
江戸末期より明治時代にわたる劇壇大道具の名人にて、新しき仕掛け物はその工夫に成るもの多し。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
田村はもと左翼劇団の演出家であり戯曲のほかに小説も書き、劇壇より文壇で有名であったが、思想運動の嫌疑で検挙され、保釈出獄以来執筆は許されず、匿名で「演劇集団」の演出をしているのだった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
文壇でも劇壇でも二流しかいない。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
二流だが、一流のものを読んでいるおかげで、自分を一流のように思い込んで、二流を一流でないという理由でこき下していて、そうして、こき下されたものが狼狽しているのが、日本の文壇、劇壇の現状ですね。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
」 そのころ大阪ですばらしい人気を呼んだ大衆劇の沢正が、東京の劇壇へ乗り出し、断然劇壇を風靡していたが、一つは水際だった早斬りの離れ業が、今までのちゃんばらに一新紀元を劃したからでもあり、机|龍之介や月形半平太が、ことにも観衆の溜飲を下げていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年、日本の劇壇を牽引してきた重鎮の一人だ。
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若き天才演出家の登場は、停滞していた劇壇に新しい風を吹き込んだ。
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彼女の圧倒的な演技力は、劇壇のみならず映画界からも注目されている。
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