幻辞.com

地峡

ちきょう
名詞
1
標準
isthmus
文例 · 用例
その時分上高地峡谷に入る人は、猟師の外に、稀に飛騨の蒲田谷から、焼岳を越えて来るか、あるいはその反対を行く旅人を見るに過ぎなかったのであろうと想像されるが、今日では夏日になれば、登山客がこの谷に多く群集して、数十年来の谷の主、老猟師嘉門次に呆れた眼を※らせるようになった。
小島烏水 上高地風景保護論 青空文庫
羅摩すなわち猴軍を先に立て、熊軍をこれに次がせて、新たに成った地峡を通り、楞伽城を攻め、勝敗多回なりしもついに敵を破って鬼王を誅し、私陀を取り戻し、故郷へ帰った。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
……」ペレコープ 南露タウリチェスカヤ県下の同名の郡の町で、クリミヤ半島の基部ペレコープ地峡に位する要所。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
その地峡で、軍用電線が鍵の手にまがっている。
有尾人 人外魔境 青空文庫
そのとき、地峡をとおる蛇を追うために、カークが野火をはなった。
有尾人 人外魔境 青空文庫
ところが、その峠をくだり切ったところは、右手の緩斜から前方にかけ、広大な地峡をなしていて、そこは見渡すかぎりの荒蕪地だったが、その辺をよく注意してみると、峠の裾寄りのところに、わずかそれと見える一条の小径が岐れていた。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
云うまでもなく、それには原因があって、この地峡も、過去においてはなんべんか興亡を繰返し、いくつかの血腥い記録を持っていたからであり、また一つには、そこを弾左谿と呼ぶ地名の出所でもあった。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
ところが、その後明暦三年になると、この地峡に地辷りが起って、とうにそのときは土化してしまっている屍の層が露き出しにされた。
小栗虫太郎 白蟻 青空文庫
作例 · 標準
パナマ地峡は、大西洋と太平洋を結ぶ重要な航路となっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
地峡地帯は、生物の移動における陸上回廊として機能することがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
古代文明は、しばしば戦略的に重要な地峡地帯に発展した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite