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廃藩

はいはん
名詞
1
標準
abolition of the han system (1871)
文例 · 用例
それから近江、越前、越後、加賀、能登、若狭などとさかんに船で交通をはじめて次第に栄え、外ヶ浜に於いて最も殷賑の要港となり、明治四年の廃藩置県に依つて青森県の誕生すると共に、県庁所在地となつていまは本州の北門を守り、北海道函館との間の鉄道連絡船などの事に到つては知らぬ人もあるまい。
太宰治 津軽 青空文庫
何れも旧南部藩の武家、廃藩置県の大変遷、六十余州を一度に洗つた浮世の波のどさくさに、相前後して盛岡の城下から、この農村に逼塞したのだ。
石川啄木 刑余の叔父 青空文庫
それでも一粒種、いい月日の下に、生れなすったんですけれど、廃藩以来、ほどなく、お邸は退転、御両親も皆あの世。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
その婆あさんが問わずがたりに云うには、主人は中国辺の或る大名の家老であったが、廃藩になってから、小使取りに大蔵省の属官を勤めている。
森鴎外 青空文庫
廃藩置県と征韓論 明治元年正月の鳥羽伏見の戦ひで始まつた維新戦争は、翌二年函館の幕軍が降伏して、一段落となり、輝かしい天皇親政の御世となつたが、しかし天皇親政の障害となるものは、徳川幕府だけではなかつた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
従つて、明治四年の廃藩置県までは、新興日本は非常なる危機にあつたと云つてもよい。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
たゞ、当時の各藩は、水戸の天狗騒動で、武田耕雲斎が、わづか数百の兵力で、中部日本を押し通るのを、傍観してゐたのでも分るやうに、軍備的に無力であつたのと、天皇親政の中央集権的情勢が天下を風靡してゐたので、利害的にも、人情的にも、至難と思はれた廃藩置県が、見事に断行されたのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
が、この廃藩置県をはじめ、廃刀令、徴兵令その他明治政府の革新政策に対する武士階級の不平不満が、やがて、西南戦争その他の変乱となつて、勃発してゐるわけである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
作例 · 標準
明治政府は、中央集権化を図るため廃藩置県を行った。
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廃藩は、日本の近代化における重要な転換点であった。
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歴史の授業で、廃藩の意味とその影響について学んだ。
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