後作
あとさく
名詞
標準
second crop
文例 · 用例
既にその後作歌も千三百首に上つてゐる。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
三男半三郎は後作太夫|景行と名告っていたが、慶安五年に病死した。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
それ以後作文は私のひそかな得意となっていた。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
それを稍十年の後作者が思ひ出して作つた歌である。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
西宮廣田神社の祭神が天照大神即ち大日靈尊のに荒魂であると云ふ説(「日本記」)も明かに學人の後作説であつて、寧ろ神功皇后とも八幡同體とも云ふとした俗傳(「二十二社本縁」)の方が眞相に近い。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
戯詠淡婆姑所管多植此民間多種是耶非 穀外常偸田土肥 所見眼前含露秀 安知身後作煙飛 余茎長植吟翁杖 編葉時懸羽客衣 租税頗憑婆子力 休言此物不充饑 戯詠と称しながら、先生の民業の理解を思はしめる。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
さうすると、従来唯の替へ唄として謡うたふし/\の後作詞章も、此を列ねて謡ひ弾く処に、新しい芸能的興味のある事が、発見せられたであらう。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
うつかりすると、神武天皇の后いすけより媛が、天皇の崩御の後作られた、と云ふ二首を叙景詩と思ふが、此は真の叙景詩ではない。
— 折口信夫 『万葉集の解題』 青空文庫
作例 · 標準
小麦を収穫した後の畑に、後作として何を植えるか家族で話し合った。
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連作障害を避けるため、後作には前作と異なる科の野菜を選ぶのが基本だ。
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後作にマメ科の緑肥を栽培することで、痩せた土壌を肥沃に蘇らせる効果が期待できる。
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「今年の夏は猛暑だったから、後作の生育が心配だよ」と、ベテラン農家が空を見上げながら呟いた。
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