珍什
ちんじゅう
名詞
標準
rare article
文例 · 用例
其の次の室も、他は推して知るべしで、珍什奇器殆ど人界のものにあらず、一同呆然として、口を利くものある事なし。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
いやはや、拙僧の心持を申せば、玩物喪心と申すか、襌家に名寳|珍什などは無用の沙汰ぢやな」 冷嚴和尚はこの日本的の寳物と言ふべき名幅にも大して未練は持つてゐない樣子です。
— 名畫紛失 『錢形平次捕物控』 青空文庫
五日から八日の朝まで、彼は安土にいたが、その間とて、彼はただいたずらに、庫中の金銀や満城の綾羅珍什の処分をしていただけではなく、次の段階にたいするあらゆる努力を一面に傾けていたことはいうまでもない。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
必ず粗相のないように」と、督して、地には青砂をしき、床には錦繍をのべ、正堂の内外には、帳や幕をめぐらし、家宝の珍什を出して、饗応の善美をこらしていた。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は世界中を旅して珍什を集めるのが趣味だった。
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その骨董品店には、どこを探しても見つからないような珍什が並んでいた。
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美術館で展示されていた珍什は、見る者の心を惹きつけた。
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