腹が立つ
はらがたつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to get angry
文例 · 用例
さういふ軽蔑のされ方ならその叔母のみならず毎度のことで、そんなことで腹が立つのでもなかつたが、何がなし癪に障つて、トラックの上にゐて顔に当る朝風は自分の一切合切をみる/\削り減らしてしまふやうに感じられる。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
」 私は腹が立つてならなかつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
「病室の奴等は……」と思ふとその饒舌の声々に腹が立つたが、その入院してる一人々々の顔を憶ひ出すと、何にも云へぬ気がした。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
その點だけでも、彼は僕にとつての益友だが、あんまり腕白小僧の我武者羅が強い時には、さすがに僕も腹が立つて、時々子供同士のやうな喧嘩をする。
— 萩原朔太郎 『室生犀星君の人物について』 青空文庫
これを書きながら、腹が立つて仕樣が無い。
— 太宰治 『無題』 青空文庫
泥棒をする、そのことが、本当に、彼には、腹が立つものゝようだった。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
仁助は、従弟が皆に笑われたり、働きが鈍かったりすると、妙に腹が立つらしく、殊更京一をがみがみ叱りつけた。
— 黒島傳治 『まかないの棒』 青空文庫
やけに腹が立つわい」「腹が立つのう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
彼の無責任な発言を聞いて、思わず腹が立ってしまった。
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